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2011年10月26日 (水)

ウェスタン・エレクトリック

電話会社(AT&T)に電話機や電線を納入したり、300Bなどの真空管や音響機器などを製造していた会社ですが、ずいぶん前に清算されてしまった会社です。
しかし、オーディオの世界では未だに熱い会社なんですよ。これが・・
写真のRCAピンケーブルですが、WE社が製造した電線を使ったオーディオ用ケーブルでして、AWG18という単線が使用 されています。

Cimg4015_2

個人の方が作成しオークションに出品していたもので、デジタル系(CD)の音質改善用に購入してみました。
なんせ我が家のシステムはアナログ系(レコード)の音が圧倒的に良く、CDを聞く機会が激減。しかし、新譜の多くはCDで の発売であり(レコードもそこそこありますが・・)改善が必須というわけです。
アンプはアナログ系と共通であるため、CDプレーヤーの交換が効果的な改善策なのでありますが、そのような予算はありませんし、SA-14は結構お気に入りだったりするため、ケーブルに着目してみました。
現状は、色付けの無いカナレ(GS-6)の自作ケーブルで接続。色付けが無い分、CDの硬さがモロに出ている感じです 。
何とか柔らかい系の音に出来なものかと探していたところ、WE社のビンテージケーブルは「音が柔らかくなる」との話を 聞きつけ、速攻でGETしたというしだいです。
さて、期待どおり変わってくれますでしょうか。

CDを3枚ほど聞いてみました。

Cimg4017

かなりの激変で、正直言ってここまで変わるとは思いませんでした。それも良い方向に・・
・ 音一つ一つの粒粒感が大幅に向上。
・ 音の硬さが後退。
・ 音場、定位が向上。
粒粒感に関してはアナログ系より明らかに上です。
かなり細かい音(楽器)まで聞き取れるようにやりました。
しかり、このビンテージ単線でなぜここまで変わるのでしょうかねえ。
たまたま当方の機材とのマッチングが良かっただけとは思えません。
恐るべしWE社の線材。

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