« 中華アンプ その11 | トップページ | フォノイコライザーアンプ GK03E(D)特注 »

2011年6月12日 (日)

レコードプレーヤーの修理

オーディオねたが続きますが、レコードプレーヤーの修理なんぞをしてました。
オークションで一目惚したレコードプレーヤー・ヤマハのYP-D71ですが、そこそこ美品でしたが、動作は今一な代物。
(1) 45回転がクオーツLOCKしない。(回転が遅い状態)
(2) トランスの唸り(ジー音)がうるさい。

まあ、1975年ごろの発売ですから、不調なのもしかたないですかね。

Dscn9257

まず、トランスの唸りですが、電源部の電解コンの老化が影響しているのでは?という安易な想定で、交換作業開始。
下の写真は唸るトランス。(かなり熱くなるが容量OKなのか?)

Dscn9237

メインユニットの電解を全て交換。

Dscn9253

交換完了。下の写真は交換完了後のメインユニット。
そんなにたいした数ではありません。

Dscn9250

組みなおして電源ONすると、唸りは消えて問題解決
と思ったら、しばらくしたら唸り始めました。
ただ、以前より少し良くなった(小さくなった)。
どうも、トランスが熱くなると唸りだすようです。
結局、トランスの実装を見直し、周辺にブチルゴム系のパッド押し込み、トランスを押さえ込むことで解決できました。

このYP-D71ですが、のちのベストセラーGTシリーズの初期モデルと言ってよく、作りは立派です。
GTシリーズは大柄で当方のラックには納まらないですが、こいつは丁度良い大きさですよ。

あ、45回転はPLLの調整で直りました。
これで、あと何年動いてくれますかねえ。

|

« 中華アンプ その11 | トップページ | フォノイコライザーアンプ GK03E(D)特注 »

レストア」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: レコードプレーヤーの修理:

« 中華アンプ その11 | トップページ | フォノイコライザーアンプ GK03E(D)特注 »