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2011年4月30日 (土)

FT-1021修理 その1

GWでまとまった休みが取れますので、FT-1021を修理することにしました。
このFT-1021、ローカル局からの預かり物でして、当局の私物ではありません。修理依頼をyaesuに断られたため、当方のところにやって来たしだいです。
ほぼ同じ構成のFT-1000を所有していますので、取り扱いは問題無いRIGです。
故障内容ですが、
・ RTTY運用中に急にPOWが出なくなった。
・ そのとき、アンテナのSWRがやや高かった。

Dscn8971

う~~ん。
一般的にはファイナルがご臨終のパターンですが、さてどうでしょうか。

そもそも始めて分解するRIGなので、やや不安です。うまいことファイナルユニットが取り出せるのか?
その状態で、バイアスなどの調整が可能なのか?
結論から言いますと、以外にメンテナンス性は悪くない。

Dscn8982

こんな感じで引きずり出せました。
まず、TX-IFの出力をスペアナでチェックしたところ、ほぼ0dBmの信号が出ており、IF関係は問題ありませんでした。(隣の受信機でFBに受信できました)
やはりファイナルユニットの問題です。
ドライブ(MRF486)の出力をチェックすると1W程度とやや少ない。測り方がテキトウなのでなんとも言えませんが、10W~20W程度は出るような気がします。(200Wをドライブするのですから)
プリドライブの出力はさらにしょぼく、パワー計がほとんど振れません。
ファイナルの出力をローパス手前で測ると1W弱。
やはりファイナルは死んでいるようです。

Dscn8986

ファイナルユニットを取り外しました。
目視でチェックすると・・・

Dscn8989

R20(10Ω1W)がこげてます。
これ、ファイナルMRF422のベースにぶら下がっているRなのですが、MRF422のベースとコレクタがショートすると、30Vがもろにかかるポジションです。
おそらくTR内部で一旦ショートし焼き切れて、逝かれたのではないかと推測できます。

Dscn9000

基板に実装された状態では、テスター等でTRの良否が判別できません。石を取り外しました。(予断ですが、この手のTRを外す時はニッパ等で切り取るのがベターと考えます。ハンダコテでこね回すと、パターンを破壊します。)

推測どおりベースとコレクタ、エミッタ間に導通がありません。
ペアのもう片方は、テスターチェックでは良さそうです。
この他にもC31(390pF、500V)がやや黒ずんでいる(焼け気味)のと、プリドライブのゲイン低下もあり、部品を調達しないと先に進めなくなりました。

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コメント

こんにちは当方は定年時期と同時に病気で今も後遺症あり、家で退屈な日々で無線でもと押入れからFT-102+SP-102+FC-102を引き出しいざ電源が心配は……2日目に電源が入らず八重洲が近くにあるので窓口で相談するがFT-102は古いので修理は出来ないとの事でした。
どなたか修理する人を紹介下さい。

投稿: 立田 正 | 2011年5月28日 (土) 16時13分

立田 様

斉藤です。先日、別な方からもご質問をいただきましたが、あいにく個人で修理をしているかたを知りませんので、ご紹介できません。また、私自身も趣味で行っているだけであり、サラリーマンのためお力になれない状況です。
以前、7MHzでお会いしたかたが、古い無線機を修理してくれところがあると話をされていましたので、探せば見つかるかもしれません。
まことに申し訳ありません。

投稿: JK1NMJ@斉藤 | 2011年5月28日 (土) 18時08分

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