ハム音対策byFR-101続き・・
この様なものを手に入れたのは良かったのですが、またハム音が気になるように・・・
ようは”低音の出ない小型SPでは気にならないレベルには改善されていた”ということのようでして・・・
純正大型?SPでは低音が良く出るためでしょうか、また気になるようになりました。
ハム音退治の前に気になる事が2つあります。
(1) ボリュームを回してもハム音の音量はほとんど変化しない。
(2) FR-101のアンプはやたらゲンイが高い。(ほんの数mm回しただけで大音量となる)
アンプゲインが高すぎて、直接ハム音を拾っている印象です。
そのため、アンプのゲイン低下と、アンプへの電源配線の変更を行ってみました。
FR-101のアンプはAN-214という松下のICですが、なんとかネットでデーターシートがGETできました。(カーステ用アンプのようです)
回路図と見比べたところ、なんとNFBがかかってません。
まあ、オーディオアンプではありませんのでわざとこのようにしたのかもせれませんが、基板上にはフィードバック用の部品が実装されています。
なんとなくヤエスお得意のチョンボのような気がしないでもないですが、データーシートに記載されている参考例どおりにNFBをかけました。これでゲインは低下します。
あと、ICに供給されている電圧が高すぎ。(約14V)
試行錯誤の結果、5Vまで落としました。これでもかなりの音量が出ます。
それとアンプ用DC電源の配線が、トランスの2次側と一緒に束ねられていたため分離しました。
以上の作業で、ほぼ満足いくレベルにハム音を追い込むことができました。
これで気持ちよくBCLできます。
↓アンプの電源を5Vに下げるため、レギュレターを追加。
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