850くんがあぁぁぁ~その3
TX1stMIX以降は正常であること検証するため、8.375MHzの信号をSGで直接TX1stMIXに入れてみました。
結果は、バッチリ100Wが出力され、TX/IFやファイナルユニットに問題ないことが確認できました。
CARユニットは4個のDDS ICより構成されており、今回問題になっている信号(8.375MHz)を生成しているのは、写真の右から2個目のICです。(全部同じICです)
英語版サービスマニュアルによると、内部に受信用と送信用の2つのレジスタがあり、それぞれマイコンが発振周波数データを書込むようです。
これを送信/受信で切り替えて発振させているのですが、送信側が出ないということは、これはもうこのDDS ICが壊れているとしか考えられないです。
他の3個のDDSは正常であり、マイコン関係とは思えません。
連休明けにケンウッドに問い合わせてみますが、DDS IC(型番YM6631)ありますかね~
なんでこんなのが壊れるんでしょうか?
最近ついてません・・・とほほ
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コメント
もし、DDS-ICのみのパーツ販売してもらえるとしても、多ピンQFPなんで交換するにはテクニックと気合が必要ですねぇ。
投稿: JF3DRI | 2008年10月12日 (日) 16時05分
そうなんですよ
ただ外す時は、小型のニッパで切取れそうなのが救いです。
外した後、交換用ICを取付けるのは、根気が必要そうですね。
このDDS ICですが、6631はいろいろ問題があったらしく、途中から改良版の66312いう物に変更されたようです。
TS-850の比較的初期のロットは6631で、それ以降は改良版搭載のようです。
所有機は新品で買った数少ないRIGですが、発売されてすぐ買った覚えは無いのですが、問題あり版の6631でした。とほほです。
投稿: jk1nmj@斉藤 | 2008年10月12日 (日) 16時25分